20170309映画A「息の跡」trace of breath

2017.03.10

椎野信雄

 

劇場予告編

公式サイト:http://ikinoato.com

映像作家・小森はるか、劇場長編デビュー作

監督・撮影・編集:小森はるか

http://komori-seo.main.jp

「監督インタビュー」

https://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/170131/

小森はるか(こもり・はるか)1989年、静岡県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業、同大学院修士課程修了。2011年3月末にボランティアとして東北沿岸地域を訪れたことをきかっけに、画家で作家の瀬尾夏美とアートユニットとして活動。12年に岩手県陸前高田市に拠点を移し、風景と人々の言葉をテーマに制作を続ける。2015年仙台に拠点を移し、東北で活動する仲間とともに記憶を“受け渡す”ための表現をつくる組織「一班社団法人 NOOK」を設立。本作が劇場長編映画デビュー作となる。

 

http://www.smt.jp/renraku/?p=216

「「巻き込み 小森はるか/瀬尾夏美に聞く」のご紹介 ~鷲田清一・随行録に代えて」

 

佐藤貞一(岩手県陸前高田市)種苗店(佐藤たね屋)

http://www.lets-talk.or.jp/passon/teiichi-sato/

「The Seed of Hope in the Heart」

http://mainichi.jp/articles/20160225/k00/00e/040/247000c

 

ポレポレ東中野:15:00-16:40(93分)

 

 蓮實重彦

細いホースのさきからちょろちょろと水が流れ、見えてはいないポンプの音がそれにかぶさるとき、これが音響の映画だと人は忽然と理解する。不穏な津波の音に代わって、即席の井戸がいっときの生を謳歌するが、最後には解体されるしかない。あたかも、それが息の跡だというかのように。傑作である。

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