20191104映画B-「ザ・レセプショニスト」THE RECEPTIONIST(接線員)

2019.11.05

椎野信雄

 

予告編

https://eiga.com/movie/91072/

台湾出身でロンドン在住の女性監督ジェニー・ルーが、ロンドンに暮らすアジア系の女性たちのリアルな現実を描いた長編デビュー作。ロンドンにあるマッサージパーラー。不法な風俗店であるその場所は、客とアジア出身の女性たち、そして女性経営者が家族のような人間関係を装いながらも、その実態は金とセックス、そして暴力に支配された偽りの空間だった。そんな店でも女性たちは生き延びるために必死で働き、移民であるがゆえ、常に危険と隣り合わせの日々を送っていた。大学を卒業したばかりの台湾人ティナはロンドンで職に就くことができず、その店の受付嬢として働き出したことで、周囲のイギリス人や恋人から冷ややかな視線を向けられていた。

公式サイト:http://g-film.net/receptionist/

イギリス在住の女性監督Jenny Luの中国人の友人がロンドンのヒースロー空港で自殺をした。

後にLuは、その友人が英国でセックスワーカーとして働いていたことを知る。

アジア移民の現実を映画として世の中に提示するために、Luはクラウドファンディングで資金を集め7年の歳月をかけて本作「THE RECEPTIONIST」を製作した。

2017年にソチ国際映画賞&フェスティバルで最優秀映画賞を受賞し、エジンバラ国際映画祭オフィシャルセレクションで上映されたほか、アジアン・アメリカン国際映画祭をはじめ、各国の映画祭で上映・受賞。

2018年の第一回 熱海国際映画祭グランプリを受けて、日本国内での上映が決定した。

監督 Jenny Lu (ジェニー・ルー|盧謹明)

台湾出身、英国在住の女性監督。今回が長編映画初監督となる。

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ロンドンの不法風俗マッサージパーラー。

客とアジア出身の女性たち、女経営者が家族の様な人間関係を装うが、しかし実態はお金とセックス、暴力に縛られた、虚構の世界。そこで働く女性たちは、移民であるが故に危険と隣り合わせの中、生き延びるのに必死でそこで働く。大学を卒業したばかりの台湾人ティナ(テレサ・デイリー)もロンドンで職にありつけずにそこで受付嬢として働く。周囲のイギリス人や恋人からまで白い目で見られるティナ。この映画は、自身もアジア出身の移民で、ロンドン在住のJenny Lu監督が、移民受け入れに舵を切った日本人に、移民する側の闇を問いかける。

新宿K’s cinema: 16:45-18:35 (102分)

http://cinefil.tokyo/_ct/17263010

第一回 熱海国際映画祭インターナショナルコンペ部門グランプリ受賞作品

https://www.at-s.com/news/article/culture/shizuoka/612695.html

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