20250328映画「エミリア・ぺレス」Emilia Perez

2025.03.29

『エミリア・ペレス』本予告 3月28日(金)全国公開

第 97 回アカデミー賞🄬 助演女優賞・歌曲賞受賞!作品賞含む 最多  13 ノミネート !!

第 77 回カンヌ国際映画祭女優賞&審査員賞W受賞 !

第 82 回ゴールデングローブ賞 作品賞(ミュージカル・コメディ部門)含む最多 4 部門受賞 !

かつて最恐の麻薬王だった彼女――

その出会いで女たちの運命が大きく動き出す。

誰も観たことのないミュージカル・エンターテインメント!

【STORY】

弁護士リタは、メキシコの麻薬王マニタスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受ける。リタの完璧 な計画により、マニタスは姿を消すことに成功。数年後、イギリスに移住し新生活を送るリタの前に現れたのは、新しい存在として生きるエミリ ア・ペレスだった。過去と現在、罪と救済、愛と憎しみが交錯する中、運命は思わぬ方向へと大きく動き出す―― 

■監督・脚本:ジャック・オーディアール『君と歩く世界』『ゴールデン・リバー』『 パリ 13 区』 

■出演:ゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコン、セレーナ・ゴメス、アドリアーナ・パス 

■制作:サンローラン プロダクション by アンソニー・ヴァカレロ

■ 配給:ギャガ  

 © 2024 PAGE 114 – WHY NOT PRODUCTIONS – PATHÉ FILMS – FRANCE 2 CINÉMA COPYRIGHT PHOTO:©Shanna Besson 

3月28日(金)全国ロードショー!!

『エミリア・ペレス』本編映像【El Mal】

https://eiga.com/movie/101586

「ディーパンの闘い」「君と歩く世界」「預言者」などでフランスを代表する名匠として知られるジャック・オーディアールが手がけ、2024年・第77回カンヌ国際映画祭で審査員賞と4人の俳優が女優賞を受賞した作品。メキシコの麻薬カルテルのボスが過去を捨て、性別適合手術を受けて女性として新たな人生を歩みはじめたことから起こる出来事を、クライム、コメディ、ミュージカルなどさまざまなジャンルを交えて描いた。
メキシコシティの弁護士リタは、麻薬カルテルのボスであるマニタスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受ける。リタは完璧な計画を立て、マニタスが性別適合手術を受けるにあたって生じるさまざまな問題をクリアし、マニタスは無事に過去を捨てて姿を消すことに成功する。それから数年後、イギリスで新たな人生を歩んでいたリタの前に、エミリア・ペレスという女性として生きるマニタスが現れる。それをきっかけに、彼女たちの人生が再び動き出す。
カンヌ国際映画祭ではアドリアーナ・パス、ゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコン、セレーナ・ゴメスの4人が女優賞を受賞。特にエミリア・ペレス/マニタス役を演じたカルラ・ソフィア・ガスコンは、カンヌ国際映画祭において初めてトランスジェンダー俳優として女優賞を受賞した。第97回アカデミー賞でも作品賞や国際長編映画賞をはじめ、非英語作品としては史上最多となる12部門13ノミネートを果たし、助演女優賞(ゾーイ・サルダナ)と主題歌賞の2部門を受賞した。カルラ・ソフィア・ガスコンもトランスジェンダー俳優として初の主演女優賞ノミネートとなった。

2024年製作/133分/G/フランス
原題または英題:
配給:ギャガ
劇場公開日:2025年3月28日

https://en.wikipedia.org/wiki/Emilia_Pérez

公式サイト:https://gaga.ne.jp/emiliaperez/

Introduction

本年度ゴールデングローブ賞では最多4部門受賞、アカデミー賞®では作品賞、監督賞を含む最多12部門で13ノミネートを果たすなど、今この時も各国の観客に衝撃と感動を轟かせているアカデミー賞®最有力作品が、ついに日本にも最大風速の嵐を巻き起こす!
優秀な才能をボスに利用され、不遇の日々を送っていた弁護士のリタに、驚くべき依頼が舞い込む。メキシコ全土を恐怖に陥れていた麻薬カルテルのリーダー、マニタスが「女性としての新たな人生を用意してほしい」というのだ。リタの完璧な計画が成功し、それぞれが新たな人生をスタートさせた4年後、マニタスはエミリア・ペレスとしてリタの前に現れる。マニタス時代に犯した罪に心を痛めるエミリアは、リタの協力のもと人々を救うために壮大な活動を始める。だが、エミリアが亡きマニタスのいとことして、妻と二人の子供を呼び寄せたことから、運命は思わぬ方向へと激しく動き出す──。

出演は、ハリウッド超大作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のゾーイ・サルダナ、トランスジェンダー女優初のアカデミー賞®主演女優賞受賞が期待されるカルラ・ソフィア・ガスコン、全米の若者から絶大な人気を誇るセレーナ・ゴメスら。女優たちの圧巻の演技はカンヌ国際映画祭を沸かせ、アンサンブルで女優賞を受賞。大注目のサンローラン プロダクション制作にも期待が高まる。フランスの名匠ジャック・オーディアール監督が破天荒なストーリーをかつてない世界観で描く、ジャンルを超えた異色のミュージカル・エンターテインメントがここに!

Story

弁護士リタは、メキシコの麻薬カルテルのボス、マニタスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受ける。リタの完璧な計画により、マニタスは姿を消すことに成功。数年後、イギリスで新たな人生を歩むリタの前に現れたのは、新しい存在として生きるエミリア・ペレスだった…。過去と現在、罪と救済、愛と憎しみが交錯する中、彼女たちの人生が再び動き出す⸺。

Interview

ジャック・オーディアール監督

⸺始まりはオペラのアイデアだったそうですが、その前提に基づいて音楽担当を探し始めたのですか?

そうだね。音楽好きのプロデューサーの友人から、クレマン・デュコルのことを教えてもらって、会ってみたんだ。彼の仲間のカミーユもすぐに作詞家として参加してくれた。トマ・ビデガンを含む私たち4人で、パリ郊外の家にこもって制作を始めたんだ。 2020年の春のことだった。

⸺主人公がタミル語を話す『ディーパンの闘い』(15)、全編英語で撮影された『ゴールデン・リバー』(18)に続き、なぜ再び外国語で制作したいと思ったのですか?

フランス語だと文法や単語の選び方、句読点など、ほとんど意味がないような細部に注目しがちだ。代わりに、あまり得意ではない、あるいはほとんど話せない言語で制作を行うとき、映画のセリフと私とのつながりは完全に音楽的なものになるんだ。

⸺撮影前に主役の女優たちとリハーサルはできましたか?

リハーサルを押し付けるのは憚られるが、このプロジェクトでは、振り付け、歌、そしてコミカルな要素から必須だった。ダミアン・ジャレが振り付けを担当し、リハーサルも取り仕切った。クレモン・デュコルとカミーユが音楽と歌詞を作り、サンプルを録音して、それを女優たちに渡した。私たちは毎日、3つか4つの分野をこなす必要があった。非常に疲れたが、刺激的だったよ。

ゾーイ・サルダナ

⸺脚本を読んだ時の感想を教えてください。

まさに並外れていました。筋書きや登場人物も普通ではなく、登場人物たちはみんな、従来の枠にとらわれない生き方をしていました。歌を聞いたときには、さらにワクワクしました。そして、私にもできると、勇気を振り絞るしかありませんでした。2020年の春のことだった。

⸺スペイン語での演技はいかがでしたか?

カリブ諸島にルーツを持つラテン系の私にとって、最初に耳にした言語はスペイン語でした。母国語で演じることができるのは、とても特別なことです。こんな機会は滅多にあるものではありませんから。

⸺ダンサー、歌手、俳優としてのパフォーマンスが非常に素晴らしい、あの特別なシーンの撮影にはどれくらいの時間をかけましたか?

何か月もかけました!1月に『El Mal』とあのシーンの準備を始め、6月に撮影した最後のシーンのひとつになりました。撮影の3日前にセットを確認したので、振付師のダミアンにとってはかなりのストレスだったと思います。でもありがたいことに、ステディカムオペレーターのサーシャ・ナセリと何度もリハーサルをすることができました。このシーンの撮影は、まさに彼とのダンスのようでした。楽しさや驚き、恐怖、そして痛みもありました!撮影後は何日間も背中や肘、首をアイシングしていましたが、やり遂げました。あのシーンはすべて気に入っています!

Zoe Saldana

ドミニカ系アメリカ人の父とプエルトリコ人の母をもち、幼少期をニューヨークで過ごす。10歳のときドミニカ共和国へ移住、バレエなどのダンスを習う。17歳でニューヨークに戻り、劇団に所属して舞台俳優として出発。2000年、バレエの才能を買われて「センターステージ」で映画デビューを果たす。
「ドラムライン」(02)や「ターミナル」(04)を経て、2009年には人気SFをリブートした「スター・トレック」(09)とジェームズ・キャメロン監督の超大作「アバター」(09)という話題作に立て続けに出演し、大きな注目を集める。
「スター・トレック」シリーズの続編「イントゥ・ダークネス」(13)、「BEYOND」(16)、マーベル・シネマティック・ユニバースの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ(14、17、23)にも出演し、「アバター」13年ぶりの続編「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」(22)でも再びネイティリ役を務めた。

カルラ・ソフィア・ガスコン

⸺あなたにとってエミリア・ペレスとは?

エミリア・ペレスは、美女と野獣が同じ身体に閉じ込められてしまったような存在だと思っています。映画の冒頭では、彼女はマニタスという男性の名のもと、違和感のある人生を送っています。しかしあるとき、こんな人生とは決別する方法があると気づくんです。「もうたくさんだ」と。マニタスは、「オカマ」より「ワル」であれという環境のもとで育ちました。そのため、彼はこの二つの間で囚われてしまったのです。悪にも、自分本来の姿ではない男らしさにも。

⸺ゾーイ・サルダナやセレーナ・ゴメスとの共演はいかがでしたか?

20年前に、ジャック・オーディアールの映画でゾーイ・サルダナやセレーナ・ゴメスと共演するなんて言われても、絶対に信じなかったでしょう!そういう状況で臆さないためには、彼女たちを姉妹のように、そして役柄として捉えることが大事でした。映画の世界に没入しすぎて、私は少しおかしかったかもしれません。現実とフィクションの境界がぼやける時がありました。セレーナと恋人役のエドガー・ラミレスのシーンを見ていると、エミリアとしての嫉妬を実感できました。

⸺この映画の公開によって、トランスジェンダーの権利のための代弁者となるわけですが、どのように感じていますか?

まず、トランスやLGBTQI+コミュニティの闘士である以前に、私は自分自身を夢のために闘う者だと思っています。世界中で何千もの役者が、ほとんど空っぽの劇場のステージで必死に演じています。私もたった一人の観客を前に演じた経験があります。それはとても大変な仕事です。だから、何よりも夢を掴むための勇気と熱意、そして強さを伝えたいと思っています。
トランスジェンダーについては、否定されたり、一緒くたに決めつけられたり、笑いものにされたり、侮辱や憎悪を向けられることがなくなってほしいと願っています。私はある意味ラッキーでした。妻や家族のおかげで、自分の生活を続けながら性別移行ができたからです。しかし、職を失って生きるすべが売春しかないトランス女性もいます。誰もが陽の当たる場所で、そして何より普通に暮らせるようになることを願っています。

Karla Sofia Gascon

スペインのマドリード出身。16歳から俳優を志し、マドリードの映画学校で演技を学ぶ。1995年頃から本格的に俳優としてTV番組に出演するようになり、映画監督フリアン・パストールの勧めで2009年にメキシコに移住。ホアン・カルロス・ガスコンの名で「Nosotros los Nobles」(13)などのメキシコ映画やテレノベラに出演する。
18年、トランスジェンダーとして自伝を発表し、活動名をカルラ・ソフィア・ガスコンに変更。フランスの名匠ジャック・オーディアール監督の「エミリア・ペレス」(24)でタイトルロールを演じ、共演したアドリアーナ・パス、ゾーイ・サルダナ、セレーナ・ゴメスとともに、第77回カンヌ国際映画祭で同映画祭史上初めてトランスジェンダー俳優として女優賞を受賞した。また第97回アカデミー賞でもトランスジェンダー俳優として初の主演女優賞ノミネートを果たした。
その他の出演作に、スペイン映画「El cura y el veneno」(13)、メキシコ製TVシリーズ「レベルデ 青春の反逆者たち」(22)など。24年、フランスの芸術文化勲章(シュバリエ)を受章している。

セレーナ・ゴメス

⸺ニューヨークでジャック・オーディアールに初めて会ったとき、彼について何か知っていましたか?

『君と歩く世界』を観て、すぐにその映画作りのスタイルに夢中になりました。彼に会うのは楽しみでしたが、この役は私にとって挑戦になると思っていたので、緊張もしました。彼が私のことをよく知らなかったのも良かったです。彼は私を1人の女優としてしか見ていませんでした。先入観がなかったので、本当に自分の力で役を勝ち取った気分でした。

⸺今回、初めてとなるスペイン語での演技には、どのように取り組みましたか?

スペイン語の歌を録音したことがある程度だったので、本作でスペイン語を話すのはとても緊張しました。でも、私の演じる役柄がメキシコ系アメリカ人なので、完璧を求められるわけではありません。その点で少し緊張が和らぎました。

⸺あなたが演じるキャラクターはとても強い女性で、好きな人を自由に愛するために戦います。共感できることはありますか?

はい、あります。30代になった今、私は多くの自己発見をしていると感じます。複雑で奇妙なこともありますが、時間とともに充実感を感じるようになり、すべてが良い方向に向かっています。知恵や自己認識がより深まったとも感じます。ジェシーには、何事にも熱心に取り組む姿勢に共感しました。彼女には安定した瞬間がなく、情熱であれ怒りであれ、演じていて楽しいキャラクターでした。

Selena Gomez

テキサス州グランドプレーリー出身。舞台女優の母の姿を見て女優を志す。2002年、子ども向け番組「バーニー&フレンズ」に出演、「スパイキッズ3-D:ゲームオーバー」(03)で端役ながら映画デビューを果たす。ディズニー・チャンネルの番組にいくつか出演したのち、TVドラマ「ウェイバリー通りのウィザードたち」(07~12)の主人公アレックス役でディズニーアイドルの仲間入りしブレイク。09年、アルバム「Kiss&Tell」で歌手デビューし、13年7月にリリースされたアルバム「Stars Dance」が全米アルバムビルボード200で初めて1位を獲得する。12年には映画「モンスター・ホテル」で主人公ドラキュラの娘、メイシスの声を務め、同作は全世界で大ヒット。続編「モンスター・ホテル2」(16)、「モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!」(18)でも同役を務めた。その他の映画出演作に、「スプリング・ブレイカーズ」(12)、「ゲッタウェイ スーパースネーク」(13)、「ザ・デッド・ドント・ダイ(原題)」(19)などがある。09年から米国ユニセフ協会の大使としても活動している。

エドガー・ラミレス

Edgar Ramirez

ベネズエラ・カラカス出身。父親が軍人だったことから子ども時代を外国で過ごし、母国語のスペイン語以外に英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語を習得。カラカスのカトリカ・アンドレス・ベジョ大学時代に演技に目覚め、人気ソープオペラ「Cosita Rica(原題)」(03~04)に出演して注目を浴びる。2005年、リドリー・スコット監督の「ドミノ」で、キーラ・ナイトレイ演じるタイトルロールの相手役に抜てきされハリウッドデビュー。その後、「ボーン・アルティメイタム」(07)や「バンテージ・ポイント」(08)、「チェ 28歳の革命」(08)などに出演。ベネズエラ生まれの伝説のテロリスト、イリッチ・ラミレス・サンチェスの伝記映画「カルロス」(10)で主演を務めた。製作国のフランスでは3部作として公開されたが、米国ではミニシリーズとして放送され、ゴールデングローブ賞のミニシリーズ/TV映画部門の主演男優賞にノミネートされた。クライムアクション「X-ミッション」(15)でルーク・ブレイシーとともに主演を務め、ボクシング映画「Hands of Stone(原題)」(16)では、「石の拳」の異名をとった伝説のプロボクサー、ロベルト・デュランを演じる。

音楽:クレモン・デュコル&カミーユ

⸺ニューヨークでジャック・オーディアールに初めて会ったとき、彼について何か知っていましたか?

クレモン・デュコル:オペラなのか音楽劇なのか…監督との最初の打ち合わせでは、どの媒体で実現させるか決まっていませんでした。しかし、音楽、ダンス、映画など、さまざまなことについて話し合いました。私はレオス・カラックス監督の『アネット』で音楽監督と編曲を務めたばかりだったので、その経験がこの映画の作曲家として、よりクリエイティブな仕事をする際にとても役立ちました。

⸺最終的に、「ミュージカル」に落ち着きましたが、オリジナリティのあるミュージカルになりましたよね?

カミーユ:私自身の人生はミュージカルそのものです。いつも歌っていますし、歌うことで多くのことが解決すると思っています。でも、ミュージカルはわざとらしく感じられてしまうことも多いです。そのパターンを打破したかったですし、監督も同じ考えでした。監督も映画監督として同じ欲求に駆られていたのです。彼はショーとオフスクリーンの瞬間や、オペラと映画の調和を求めていました。これらの関係は、私が台詞と歌に求めるものに近いです。魅惑的な世界の再現を目指していました。

振付:ダミアン・ジャレ

⸺ジャック・オーディアールから映画のオファーを受けた当初、どのようにお返事されたのですか?

すごいタイミングでした。オーディアールが会いたいと言っているという電話がかかってきたとき、私はメキシコシティにいました。何年も仕事をして慣れ親しんでいる街です。フィルムメーカーとの二度の刺激的なコラボレーション(ルカ・グァダニーノ監督『サスペリア』(18)、ポール・トーマス・アンダーソン監督『ANIMA』(19))を経て、パンデミックで興行ができなくなっている最中でした。素晴らしいフィルムメーカーから面白いプロジェクトのオファーが来てほしいと思っていたところ、またメキシコで仕事をしたいとも感じていました。だから、ジャックのオファーはまさにドンピシャのタイミングでした! 2日後に彼がメキシコシティに来て、その時に初めて顔を合わせました。

⸺俳優陣とはどう仕事を進めましたか?

その都度、相手のことを考えなければならなかったので、一人一人に合わせたアプローチが必要でした。カルラ・ソフィアとは、一緒に振付を考えようとしましたが、そうすると彼女が動きにくくなってしまいました。そこで最小限、エミリア・ペレスに本当に合うものだけにしました。彼女はタイトルロールを演じていて、言うなら柱のような存在です。一方、ゾーイ・サルダナはダンサーです。ダンサーの考え方をするし、スキルもあります。私はすぐジャックに、彼女はすごいことができると言いました。それが役者とダンサーをつなぐ絆のようなものを作る手助けになったと思います。セレーナ・ゴメスは飲み込みが早く、すぐに通じ合えました。彼女は早い段階から振付を学びたいと言っていて、実際にジェスチャーやアングルのひとつひとつにすごく集中していました。

Cast

ゾーイ・サルダナ

Zoe Saldana

1978年6月19日、アメリカ、ニュージャージー生まれ。10歳でドミニカに移住、バレエなどのダンスを習う。7年後アメリカに戻り、バレエと演技の勉強を続け、2000年に『センターステージ』で映画デビュー。2009年にはジェームズ・キャメロン監督作『アバター』でヒロインのネイティリを演じ一躍有名に。他にも『スター・トレック』シリーズ(09,13,16)やマーベル作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ(14,17,23)、『アベンジャーズ』シリーズ(18,19)など、超大作に次々と出演。その他の主な出演作に『ターミナル』(04)、『アダム&アダム』(22)、『アムステルダム』(22)、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(22)などがある。

カルラ・ソフィア・ガスコン

Karla Sofía Gascón

1972年3月31日、スペイン、マドリード生まれ。マドリードにある映画学校ECAMで演技を学ぶ。スペインでキャリアを積み、2009年にメキシコへ移住し、連続ドラマや映画に多数出演。主な出演作にはTVドラマ「El Señor de los Cielos」(未/13~24)や、メキシコで大ヒットを記録した映画『Nosotros los Nobles』(13)がある。2016年にトランスジェンダー女性であることを公表し、2018年に性別適合手術を受けた。

セレーナ・ゴメス

Selena Gomez

1992年7月22日、アメリカ、テキサス生まれ。7歳で子役として活動を始め、TVドラマ『バーニー&フレンズ』(02)で俳優デビュー。TVドラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』(07~12)で主演を演じ一躍有名になる。映画『モンスター・ホテル』シリーズ(12,15,18,22)で主人公の娘の声を務め、全世界で大ヒット。その後、女優業、音楽活動、ファッション業界で注目を集めるなど多方面で才能を発揮。全米のティーンエイジャーから絶大な人気を誇る。その他の主な出演作に『スプリング・ブレイカーズ』(12)、『思いやりのススメ』(16・Netflix)、『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(19)、『ドクター・ドリトル』(20)などがある。

アドリアーナ・パス

Adriana Paz

1980年1月13日、メキシコ生まれ。映画『ルドandクルシ』(08)でアリエル賞助演女優賞にノミネート。主演『Las Horas Muertas』(未/13)で主演を務め、モレリア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞、多くの批評家から高い評価を得る。さらに、『La Tirisia』(未/14)でアリエル賞最優秀女優賞を受賞し、『Hilda』(未/15)と『La Caridad』(未/16)での演技により、2年連続でアリエル賞最優秀助演女優賞を受賞するなど数多くの映画賞で高く評価されている。

エドガー・ラミレス

Edgar Ramirez

1977年3月25日、ベネズエラ生まれ。大学時代に演技に目覚め、俳優の道を志す。
2002年からベネゼエラの映画やテレビで活躍し、2005年にはリドリー・スコット監督作『ドミノ』でハリウッドデビュー。その後、『ボーン・アルティメイタム』(07)や『バンテージ・ポイント』(08)などに出演。2010年にはフランスでは映画、米国ではテレビシリーズとして放送された『カルロス』で実在のテロリストを演じ、セザール賞有望若手男優賞を受賞。ゴールデングローブ賞ミニシリーズ・テレビ映画部門主演男優賞にノミネートされ、その演技が高く評価された。その他の主な出演作に『X-ミッション』(15)、『ガール・オン・ザ・トレイン』(16)、『ジャングル・クルーズ』(20)などがある。

マーク・イヴァニール

Mark Ivanir

1968年9月6日、ウクライナ生まれ、イスラエル国籍。1988年から俳優としてのキャリアをスタートさせ、イスラエルの舞台や映画で経験を積む。最初の主要な映画の役で、スティーブン・スピルバーグ監督のアカデミー賞受賞作『シンドラーのリスト』に出演し、ハリウッドに進出。その後、スティーブン・スピルバーグ監督の『ターミナル』(04)、『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(11)で再び仕事を共にする。ロバート・デ・ニーロが監督し、ベルリン国際映画祭で銀熊賞受賞作『グッド・シェパード』(06)に出演。その他の主な出演作に『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』(11)、『360』(11)などがある。

Staff

監督・脚本:ジャック・オーディアール

Jacques Audiard

1952年4月30日、フランス、パリ生まれ。父親は脚本家で、叔父はプロデューサーという映画一家に育つ。大学で文学と哲学を専攻した後、編集技師として映画界に携わるようになる。その後、1981年から脚本家としての活動を開始し、1994年に『天使が隣で眠る夜』で映画監督デビュー。同作でセザール賞を3部門受賞し、続く『つつましき詐欺師』(96)でカンヌ国際映画祭の脚本賞を受賞した。カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞した『預言者』(09)、同じくカンヌでパルム・ドールを受賞した『ディーパンの闘い』(15)、ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞に輝いた『ゴールデン・リバー』(18)などがある。

Jacques Audiard

仏パリ出身。父は脚本家ミシェル・オーディアール。10代の頃は教師を目指していたが、大学生の時に映画の編集助手になり、ロマン・ポランスキー監督の「テナント 恐怖を借りた男」(76・日本劇場未公開)などに携わる。その後、脚本家に転向し、クロード・ミレール監督の「死への逃避行」(83)では、父ミシェルと共同で脚本を執筆した。初長編監督作「天使が隣で眠る夜」(94)でセザール賞の新人監督賞を受賞、続く「つつましき詐欺師」(96・日本劇場未公開)でカンヌ国際映画祭の脚本賞を受賞した。米映画「マッド・フィンガーズ」をリメイクした「真夜中のピアニスト」(05)はベルリン国際映画祭に出品され、09年の「預言者」(09)でカンヌの審査員特別グランプリを受賞する。その他「リード・マイ・リップス」(01)や「君と歩く世界」(12)など全ての監督作で脚本も手がけている。

CAST

リタ:ゾーイ・サルダナ

RITA Zoe SALDAÑA

エミリア:カルラ・ソフィア・ガスコン

EMILIA Karla Sofìa GASCÓN

ジェシー:セレーナ・ゴメス

JESSI Selena GOMEZ

エピファニア:アドリアーナ・パス

EPIFANIA Adriana PAZ

グスタボ:エドガー・ラミレス

GUSTAVO BRUN Édgar RAMÍREZ

ワッセルマン:マーク・イヴァニール

WASSERMAN Mark IVANIR

マニタス:カルラ・ソフィア・ガスコン

MANITAS Karla Sofìa GASCÓN

CREW

監督:ジャック・オーディアール

A FILM BY Jacques AUDIARD

脚本:ジャック・オーディアール

SCREENPLAY Jacques AUDIARD

脚本協力:トマ・ビデガン、レア・ミシウス、ニコラ・リヴェッキ

SCENARIO COLLABORATION Thomas BIDEGAIN, Léa MYSIUS, Nicolas LIVECCHI

原案:「Ecoute」ボリス・ラゾン著

Freely adapted from the novel ‘‘Ecoute’’ by Boris Razon

音楽:クレモン・デュコル、カミーユ

ORIGINAL SCORE AND SONGS Clément DUCOL and Camille

振付:ダミアン・ジャレ

CHOREGRAPHER Damien JALET

撮影:ポール・ギローム

DIRECTOR OF PHOTOGRAPHY Paul GUILHAUME, AFC

編集:ジュリエット・ウェルフラン

EDITOR Juliette WELFLING

衣装:ヴィルジニー・モンテル

ART DIRECTOR AND COSTUME DESIGN Virginie MONTEL

美術:エマニュエル・デュプレ

SET DESIGNER Emmanuelle DUPLAY

サンローラン芸術衣裳監修:アンソニー・ヴァカレロ

SAINT LAURENT ARTISTIC COSTUME SUPERVISION BY Anthony VACCARELLO

エグゼクティブプロデューサー:ポリーヌ・ラミー

EXECUTIVE PRODUCER Pauline LAMY

NEWS

横浜フランス映画祭2025にて上映決定!!

2025.02.17

横浜フランス映画祭2025にて、
3月21日(金)に『エミリア・ペレス』の上映が決定しました!
当日はジャック・オーディアール監督が来日しての舞台登壇も予定しています。
是非、ふるってご参加ください!!

Kino cienma 横浜みなとみらい:15:10-17:25(133分)

https://kinocinema.jp/minatomirai/movie/movie-detail/908

ABOUT THE MOVIE

アカデミー賞 助演女優賞、歌曲賞の2部門受賞、世界の賞レース席巻!
かつて最恐の麻薬王だった彼女――その出会いで女たちの運命が大きく動き出す。誰も観たことのないミュージカル・エンターテインメント!

弁護士リタは、麻薬カルテルのボス、マニタスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受ける。リタの完璧な計画により、マニタスは姿を消すことに成功。数年後、イギリスで新たな人生を歩むリタの前に現れたのは、新しい存在として生きるエミリア・ペレスだった。過去と現在、罪と救済、愛と憎しみを絡め、彼女たちの人生が再び動き出す――。

https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=025912
https://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/25_emiliaperez.html
https://www.aeoncinema.com/cinema2/all/movie/186603/index.html
https://ttcg.jp/movie/1191900.html

3月21日(金)19:30上映開始

『エミリア・ペレス』

上映133分+舞台挨拶30分

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