20250421映画「メイデン」the MAIDEN

2025.04.24

映画『メイデン』特報 4.19(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開・。。・゚・。・゚・

カナダ・カルガリー郊外を舞台に、思春期の少年少女の友情と孤独、

喪失の悲しみを紡ぎ上げた、メランコリックな魔法めいた映像世界

カイルとコルトンは、カルガリーの郊外に住む高校生。親友同士のふたりは住宅地をスケートボードで駆け抜けたり、渓谷で水遊びに興じたりと、気の向くままに日々を過ごしている。夏休みが終わりに近づいたある夜、立入禁止区域の鉄道の線路に侵入したカイルに惨たらしい出来事が降りかかる。その頃、同じ高校に通う少女ホイットニーが行方不明になり、くしくもコルトンが渓谷の岩場で拾ったホイットニーの日記帳には、学校での人間関係に悩む彼女の切実な心情が綴られていた。はたしてホイットニーの身に何が起こり、彼女はどこへ消えたのか。孤立したコルトンは、どうすれば心の空洞を埋めることができるのか。そして、まだ現世をさまよっているかもしれないカイルの魂の行く末とは……。

監督・脚本:グラハム・フォイ 撮影:ケリー・ジェフリー  編集:ブレンダン・ミルズ  美術:エリカ・ロブコ  録音:イアン・レイノルズ  プロデューサー:ダイヴァ・ザルニエリウナ、ダン・モントゴメール

出演:ジャクソン・スルイター、マルセル・T・ヒメネス、ヘイリー・ネス、カレブ・ブラウ

原題:The MAIDEN  日本語字幕:上條葉月 

提供:クレプスキュール フィルム、シネマ サクセション 配給:クレプスキュール フィルム

[2022年/カナダ/英語/カラー/16mm/ヴィスタ/117分]

少年少女3人のひと夏の出来事を16ミリフィルムの詩的な映像美で描く『メイデン』特報映像

喪失感と孤独に苛まれる少年少女3人のひと夏の出来事を16ミリフィルムの質感を生かしたみずみずしい映像美で紡ぎ上げ、第79回ヴェネチア国際映画祭のヴェニス・デイズ部門で“未来の映画賞”を受賞した『The Maiden(原題)』が、邦題を『メイデン』として4月19日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開となることが決定した。あわせて特報映像、さらに日本公開に向けての監督からのメッセージが解禁された。

カイルとコルトンは、カルガリーの郊外に住む高校生。親友同士のふたりは住宅地をスケートボードで駆け抜けたり、渓谷で水遊びに興じたりと、気の向くままに日々を過ごしている。夏休みが終わりに近づいたある夜、立入禁止区域の鉄道の線路に侵入したカイルに惨たらしい出来事が降りかかる。新学期が始まってもその事実を受けとめきれないコルトンは、深い喪失感に打ちひしがれながら、かつてカイルと一緒に戯れた渓谷に足を向けるようになる。

その頃、同じ高校に通う少女ホイットニーが行方不明になり、くしくもコルトンが渓谷の岩場で拾ったホイットニーの日記帳には、学校での人間関係に悩む彼女の切実な心情が綴られていた。はたしてホイットニーの身に何が起こり、彼女はどこへ消えたのか。孤立したコルトンは、どうすれば心の空洞を埋めることができるのか。そして、孤独な彼らの魂の行く末とは……。

監督は1987年生まれのグラハム・フォイ。自身が育ったカナダ西部のアルバータ州カルガリーで撮影を行った本作で、第79回ヴェネチア国際映画祭のヴェニス・デイズ部門で“未来の映画賞”を受賞。第75回カンヌ国際映画祭の批評家週間「Next Step」のプログラムにも招待されている期待の新鋭監督だ。

映画はふたつのパートで構成され、前半では気が置けない親友同士であるカイルとコルトンのひと夏の日常が、詩的な美しさに満ちたショットで点描される。すると中盤のある重大な悲劇がターニングポイントとなって、後半はもうひとりの主人公ホイットニーの視点に切り替わり、静寂に包まれた森や草原を舞台にした幻想的なストーリーが繰り広げられる。

変奏的な“ボーイ・ミーツ・ガール”物語が展開し、観る者は生と死の狭間というべきスーパーナチュラルな領域へと誘われ、いつしか夢と現実の境目さえも溶け、自然に宿る精霊を呼び覚ますかのような映像に目を見張る。

多感な時期を生きる十代の若者たちを主人公にした本作は、友情と孤独、喪失の悲しみといった普遍的なテーマを扱っているが、それらを探求する作風・手法は、ハリウッドの思春期ものの定型とは明らかに異なる。マジック・リアリズムとも形容したくなる、その唯一無二の魅惑的な神秘性がヴェネチアでも評価された。撮影監督は、フォイ監督と共に様々なミュージックビデオや短編にも携わってきたケリー・ジェフリー。

主役のジャクソン・スルイター、マルセル・T・ヒメネス、ヘイリー・ネスの三人は、いずれもオーディションで見出され、これが映画デビュー作となるが、その演技と存在感は特筆もの。なかでもVans と Nine Times Skate Shop がスポンサーにつくスケートボーダーであるスルイターの、若き日のリヴァー・フェニックスを想起させる鮮烈なカリスマ性に、国際映画祭でも多くの観客が目を奪われた。

ヘンリー・マンシーニ作曲、ロジャー・ミラーが歌うラブソング「ディア・ハート」が流れるレトロなカセットテープレコーダー、渓谷に置き捨てられた一冊の日記帳、川に葬られた黒猫などのミステリアスなアイテムやエピソードの数々も想像力を刺激してやまない。

超大国アメリカの隣国であるカナダは、傑出した才能を持つフィルムメーカーを数多く輩出してきた。ハリウッドのメインストリームを牽引するジェームズ・キャメロンやドゥニ・ヴィルヌーヴ、このうえなく独創的なアートハウス系作品を生み出すデヴィッド・クローネンバーグ、アトム・エゴヤン、サラ・ポーリー、グザヴィエ・ドラン。そんなカナダではトロント、バンクーバー、モントリオールといった主要都市圏を中心に、若き映画作家たちの創作活動が盛んに行われているが、同国のインディペンデント映画が日本に紹介される機会は少ない。

今回の日本公開決定にあわせて監督のコメントも解禁された。全文は以下のとおり。

グラハム・フォイ監督コメント

私は、アルバータ州カルガリーの『メイデン』が撮影された地域で育ち、十代の頃は映画の中心的なロケ地である渓谷で過ごしました。『メイデン』は完全に自伝的というわけではありませんが、映画で起こる出来事、登場人物、場所には個人的なつながりが多くあります。悲しみ、孤独、喪失、友情、十代の生活の精神的および感情的な混乱。これらはすべて青春映画の古典的な要素ですが、私にとって『メイデン』は、2つの柱に分けた詩的なビジョンであり、宇宙的なつながりを共有する物語です。

「死後の待合室」と思われる場所でカイルとホイットニーの道を織り交ぜ、コルトンの深い絶望と憂鬱、声にならない叫び、淡々と流れていたそれぞれの平凡な日常があっけなく終わってしまい、それぞれの道を歩み始めるのです。3人の人生に欠けていたパズルのピースが、観客にも伝わり、私たちの心に残る作品になっていたのなら嬉しいです。           

#グラハムフォイ

#ジャクソンスルイター

#メイデン

作品情報

メイデン

2025年4月19日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

監督・脚本:グラハム・フォイ 撮影:ケリー・ジェフリー

編集:ブレンダン・ミルズ 美術:エリカ・ロブコ 録音:イアン・レイノルズ プロデューサー:ダイヴァ・ザルニエリウナ、ダン・モントゴメール

出演:ジャクソン・スルイター、マルセル・T・ヒメネス、ヘイリー・ネス、カレブ・ブラウ、シエナ・イー

原題:The MAIDEN 日本語字幕:上條葉月

提供:クレプスキュール フィルム、シネマ サクセション 配給:クレプスキュール フィルム

[2022年/カナダ/英語/カラー/16mm/ヴィスタ/117分]

© 2022 FF Films and Medium Density Fibreboard Films.

https://eiga.com/movie/103240

孤独と喪失感にさいなまれる思春期の少年少女のひと夏の出来事を、16ミリフィルムによるみずみずしい映像美でつづったカナダ発の青春映画。
カルガリー郊外に住む高校生のカイルと親友コルトンは、スケートボードで住宅地を駆け抜けたり渓谷で水遊びをしたりと、気ままな日々を送っていた。夏休みが終わりに近づいたある日、立入禁止の鉄道線路に侵入したカイルを悲劇が襲う。新学期が始まってもその事実を受け止めることができないコルトンは、深い喪失感にかられながら、以前カイルと一緒に戯れた渓谷へ足を運ぶように。その頃、同じ高校に通うホイットニーが行方不明になる。偶然にもコルトンが渓谷で拾った彼女の日記帳には、学校での人間関係に悩む彼女の切実な思いがつづられていた。
カナダの新鋭グラハム・フォイが長編初監督・脚本を手がけた。2022年・第79回ベネチア国際映画祭のベニス・デイズ部門にて「未来の映画賞」を受賞。

2022年製作/117分/カナダ
原題または英題:The Maiden
配給:クレプスキュールフィルム
劇場公開日:2025年4月19日

https://en.wikipedia.org/wiki/The_Maiden_(film)

公式サイト:https://maiden.crepuscule-films.com

監督・脚本:グラハム・フォイ

撮影:ケリー・ジェフリー 編集:ブレンダン・ミルズ 美術:エリカ・ロブコ

録音:イアン・レイノルズ プロデューサー:ダイヴァ・ザルニエリウナ、ダン・モントゴメール

出演:ジャクソン・スルイター、マルセル・T・ヒメネス、ヘイリー・ネス、カレブ・ブラウ、シエナ・ イー

原題:The MAIDEN 日本語字幕:上條葉月

提供:クレプスキュール フィルム シネマ サクセション 配給:クレプスキュール フィルム

(2022年/カナダ/英語/カラー/16mm/ヴィスタ/117分)

イメージフォーラム:16:00-18:10 (117分)

https://ttcg.jp/ttcg_umeda/movie/1199300.html

カナダ・カルガリー郊外を舞台に、思春期の少年少女の友情と孤独、喪失の悲しみを紡ぎ上げた、メランコリックで魔法めいた映像世界。

カイルとコルトンは、カルガリーの郊外に住む高校生。親友同士のふたりは住宅地をスケートボードで駆け抜けたり、渓谷で水遊びに興じたりと、気の向くままに日々を過ごしている。夏休みが終わりに近 づいたある夜、立入禁止区域の鉄道の線路に侵入したカイルに惨たらしい出来事が降りかかる。新学期が始まってもその事実を受けとめきれないコルトンは、深い喪失感に打ちひしがれながら、かつてカイルと一緒に戯れた渓谷に足を向けるようになる。

ヴェネチア国際映画祭で評価された、その唯一無二の神秘性。そしてリヴァー・フェニックスを彷彿とさせる強烈なカリスマ性。

監督は1987年生まれのグラハム・フォイ。自身が育ったカナダ西部のアルバータ州カルガリーで撮影を行った本作で、第79回ヴェネチア国際映画祭のヴェニス・デイズ部門で“未来の映画賞”を受賞。第75回カンヌ国際映画祭の批評家週間「Next Step」のプログラムにも招待されている期待の新鋭監督だ。
映画はふたつのパートで構成され、前半では気が置けない親友同士であるカイルとコルトンのひと夏の日常が、詩的な美しさに満ちたショットで点描される。すると中盤のある重大な悲劇がターニングポイントとなって、後半はもうひとりの主人公ホイットニーの視点に切り替わり、静寂に包まれた森や草原を舞台にした幻想的なストーリーが繰り広げられる。変奏的な“ボーイ・ミーツ・ガー ル”物語が展開し、観る者は生と死の狭間というべきスーパーナチュラルな領域へと誘われ、いつしか夢と現実の境目さえも溶け、自然に宿る精霊を呼び覚ますかのような映像に目を見張る。多感な時期を生きる十代の若者たちを主人公にした本作は、友情と孤独、喪失の悲しみといった普遍的なテーマを扱っているが、それらを探求する作風・手法は、ハリウッドの思春期ものの定型とは明らかに異なる。マジック・リアリズムとも形容したくなる、その唯一無二の魅惑的な神秘性がヴェネチアでも評価された。撮影監督は、フォイ監督と共に様々なミュージックビデオや短編にも携わってきたケリー・ジェフリー。

2022年/カナダ/英語/カラー/16mm→デジタル/ヴィスタ/117分
監督・脚本:グラハム・フォイ/撮影:ケリー・ジェフリー/編集:ブレンダン・ミルズ/美術:エリカ・ロブコ/録音:イアン・レイノルズ
出演:ジャクソン・スルイター、マルセル・T・ヒメネス、ヘイリー・ネス、カレブ・ブラウ、シエナ・イー
原題:The MAIDEN 日本語字幕:上條葉月 テキスト協力:高橋諭治
提供:クレプスキュール フィルム、シネマ サクセション 配給:クレプスキュール フィルム

(C) 2022 FF Films and Medium Density Fibreboard Films.

▶︎2025年4月19日(土)より公開
◉B3ポスター付き特別前売鑑賞券1,500円当劇場窓口にて発売中(4/18までの販売/オンラインチケット予約には使用できません)

《当日料金》一般:1,900円/大学・専門学生:1,400円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,400円/会員:1,300円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,300円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)
毎月1日映画サービスデー:一律1,300円/毎週月曜日サービスデー:一律1,300円

https://ttcg.jp/ttcg_umeda/movie/1199300.html

カナダ・カルガリーの郊外に住む高校生のカイルとコルトン。住宅地をスケートボードで駆け抜けたり、渓谷で水遊びに興じたりと、気の向くままに日々を過ごしている親友同士の二人でしたが、夏休みが終わりに近づいたある夜、立入禁止区域の鉄道の線路に侵入したカイルを、惨たらしい出来事が襲います。新学期が始まってもその事実を受け止めきれないコルトンは、深い喪失感に打ちひしがれながら、かつてカイルと一緒に戯れた渓谷に足を向けるように。その頃、同じ高校に通う少女ホイットニーが行方不明になり、奇しくもコルトンが渓谷の岩場で拾ったホイットニーの日記帳には、学校での人間関係に悩む彼女の切実な心情が綴られていて──。

映画は二つのパートで構成され、前半では気が置けない親友同士であるカイルとコルトンのひと夏の日常が、詩的な美しさに満ちたショットで点描される一方、後半は、もうひとりの主人公ホイットニーの視点から、静寂に包まれた森や草原を舞台にした幻想的なストーリーが繰り広げられます。

監督は、1987年生まれのグラハム・フォイ。自身が育ったカナダ西部のアルバータ州カルガリーで撮影を行い、喪失感と孤独に苛まれる少年少女3人のひと夏の出来事を、16ミリフィルムの質感を生かしたみずみずしい映像美で紡ぎ上げました。

撮影監督は、フォイ監督と共に様々なミュージックビデオや短編にも携わってきたケリー・ジェフリー。

以下、コメントが到着しています。

グラハム・フォイ(監督・脚本)
私は、アルバータ州カルガリーの『メイデン』が撮影された地域で育ち、十代の頃は映画の中心的なロケ地である渓谷で過ごしました。『メイデン』は完全に自伝的というわけではありませんが、映画で起こる出来事、登場人物、場所には個人的なつながりが多くあります。悲しみ、孤独、喪失、友情、十代の生活の精神的および感情的な混乱。これらはすべて青春映画の古典的な要素ですが、私にとって『メイデン』は、2つの柱に分けた詩的なビジョンであり、宇宙的なつながりを共有する物語です。

「死後の待合室」と思われる場所でカイルとホイットニーの道を織り交ぜ、コルトンの深い絶望と憂鬱、声にならない叫び、淡々と流れていたそれぞれの平凡な日常があっけなく終わってしまい、それぞれの道を歩み始めるのです。3人の人生に欠けていたパズルのピースが、観客にも伝わり、私たちの心に残る作品になっていたのなら嬉しいです。   

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『メイデン』(原題:The Maiden)

監督・脚本:グラハム・フォイ
撮影:ケリー・ジェフリー
編集:ブレンダン・ミルズ
美術:エリカ・ロブコ
録音:イアン・レイノルズ
プロデューサー:ダイヴァ・ザルニエリウナ、ダン・モントゴメール
出演:ジャクソン・スルイター、マルセル・T・ヒメネス、ヘイリー・ネス、カレブ・ブラウ、シエナ・イー
2022年/カナダ/英語/カラー/16mm/ビスタ/117分/日本語字幕:上條葉月

日本公開:2025年4月19日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
提供:クレプスキュール フィルム、シネマ サクセション
配給:クレプスキュール フィルム
© 2022 FF Films and Medium Density Fibreboard Films

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