20250730映画「木の上の軍隊」

2025.08.10

『木の上の軍隊』メイキングドキュメンタリー(語り 山田裕貴)

堤 真一 × 山田裕貴 W主演

終戦を知らずに2年間、ガジュマルの木の上で生き抜いた日本兵の実話に基づく物語。

『木の上の軍隊』

「あの日、俺たちは、この島に残された二人だけの軍隊だった」

太平洋戦争終結から80年。今を生きるすべての人に、語り継ぐ――

1945年沖縄県伊江島。激しい攻防戦が展開される中、2人の日本兵が命からがら木の上に身を潜め、日本の敗戦を知らぬまま2年もの間生き延びた。そんな衝撃の実話から着想を得た作家・井上ひさしが原案を遺し、こまつ座にて上演された舞台「木の上の軍隊」が映画化。本土から派兵された厳格な日本兵を演じるのは確かな演技力で日本の映画界を牽引してきた名優・堤真一。沖縄出身の新兵に抜擢されたのは、数々の話題作で存在感を示す山田裕貴。ダブル主演を務める堤と山田は初の共演ながら、阿吽の呼吸で極限状態の兵士たちを、繊細かつ力強く、人間らしい可笑しみをもって表現する。監督と脚本を手掛けるのは、『ミラクルシティコザ』のスマッシュヒットが記憶に新しい沖縄出身の新進気鋭・平一紘。全編沖縄ロケ、伊江島で実際に生い茂るガジュマルの木の上で撮影を敢行。終戦から80年、熾烈な地上戦が繰り広げられた沖縄戦を必死で生き抜いた兵士の事実に基づく衝撃の物語は、観る者すべての心に深く刻まれる。

【STORY】

太平洋戦争末期、戦況が悪化の一途を辿る1945年。飛行場の占領を狙い、沖縄・伊江島に米軍が侵攻。激しい攻防戦の末に、島は壊滅的な状況に陥っていた。宮崎から派兵された少尉・山下一雄(堤 真一)と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュン(山田裕貴)は、敵の銃撃に追い詰められ、大きなガジュマルの木の上に身を潜める。仲間の死体は増え続け、圧倒的な戦力の差を目の当たりにした山下は、援軍が来るまでその場で待機することに。戦闘経験が豊富で国家を背負う厳格な上官・山下と、島から出たことがなくどこか呑気な新兵・安慶名は、話が嚙み合わないながらも、二人きりでじっと恐怖と飢えに耐え忍んでいた。やがて戦争は日本の敗戦をもって終結するが、そのことを知る術もない二人の“孤独な戦争”は続いていく。極限の樹上生活の中で、彼らが必死に戦い続けたものとは――。

出演:堤 真一  山田裕貴 

津波竜斗 玉代㔟圭司 尚玄 岸本尚泰 城間やよい 川田広樹(ガレッジセール)/山西 惇

監督・脚本:平 一紘

原作:「木の上の軍隊」(株式会社こまつ座・原案井上ひさし)

主題歌:Anly「ニヌファブシ」

製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ  

©️2025「木の上の軍隊」製作委員会

公式サイト:https://happinet-phantom.com/kinoueno...  

公式X(旧Twitter):@@kinoue_guntai

00:00 実話に基づく物語

07:44 伊江島へ

13:39 ご家族訪問

15:45 戦争との向き合い

18:16 ガジュマルの木

映画『木の上の軍隊』予告編(6月13日(金)沖縄先行公開/7月25日(金)全国公開)

原案 井上ひさし / 堤 真一 × 山田裕貴 W主演

映画『木の上の軍隊』予告編(6月13日(金)沖縄先行公開/7月25日(金)全国公開)

原案 井上ひさし / 堤 真一 × 山田裕貴 W主演

終戦を知らずに2年間、ガジュマルの木の上で生き抜いた日本兵の実話に基づく物語。

『木の上の軍隊』

「あの日、俺たちは、この島に残された二人だけの軍隊だった」

太平洋戦争終結から80年。今を生きるすべての人に、語り継ぐ――

1945年沖縄県伊江島。激しい攻防戦が展開される中、2人の日本兵が命からがら木の上に身を潜め、日本の敗戦を知らぬまま2年もの間生き延びた。そんな衝撃の実話から着想を得た作家・井上ひさしが原案を遺し、こまつ座にて上演された舞台「木の上の軍隊」が映画化。本土から派兵された厳格な日本兵を演じるのは確かな演技力で日本の映画界を牽引してきた名優・堤真一。沖縄出身の新兵に抜擢されたのは、数々の話題作で存在感を示す山田裕貴。ダブル主演を務める堤と山田は初の共演ながら、阿吽の呼吸で極限状態の兵士たちを、繊細かつ力強く、人間らしい可笑しみをもって表現する。監督と脚本を手掛けるのは、『ミラクルシティコザ』のスマッシュヒットが記憶に新しい沖縄出身の新進気鋭・平一紘。全編沖縄ロケ、伊江島で実際に生い茂るガジュマルの木の上で撮影を敢行。終戦から80年、熾烈な地上戦が繰り広げられた沖縄戦を必死で生き抜いた兵士の事実に基づく衝撃の物語は、観る者すべての心に深く刻まれる。

【STORY】

太平洋戦争末期、戦況が悪化の一途を辿る1945年。飛行場の占領を狙い、沖縄・伊江島に米軍が侵攻。激しい攻防戦の末に、島は壊滅的な状況に陥っていた。宮崎から派兵された少尉・山下一雄(堤 真一)と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュン(山田裕貴)は、敵の銃撃に追い詰められ、大きなガジュマルの木の上に身を潜める。仲間の死体は増え続け、圧倒的な戦力の差を目の当たりにした山下は、援軍が来るまでその場で待機することに。戦闘経験が豊富で国家を背負う厳格な上官・山下と、島から出たことがなくどこか呑気な新兵・安慶名は、話が嚙み合わないながらも、二人きりでじっと恐怖と飢えに耐え忍んでいた。やがて戦争は日本の敗戦をもって終結するが、そのことを知る術もない二人の“孤独な戦争”は続いていく。極限の樹上生活の中で、彼らが必死に戦い続けたものとは――。

出演:堤 真一  山田裕貴 

津波竜斗 玉代㔟圭司 尚玄 岸本尚泰 城間やよい 川田広樹(ガレッジセール)/山西 惇

監督・脚本:平 一紘

原作:「木の上の軍隊」(株式会社こまつ座・原案井上ひさし)

主題歌:Anly

企画:横澤匡広  プロデューサー:横澤匡広 小西啓介 井上麻矢 大城賢吾 

企画製作プロダクション:エコーズ  企画協力:こまつ座  

制作プロダクション:キリシマ一九四五 PROJECT9

後援:沖縄県  特別協力:伊江村  

製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ  ©️2025「木の上の軍隊」製作委員会

公式サイト:https://happinet-phantom.com/kinoueno…  

公式X(旧Twitter):@@kinoue_guntai

映画『木の上の軍隊』予告編第二弾(6月13日(金)沖縄先行公開/7月25日(金)全国公開)

原案 井上ひさし / 堤 真一 × 山田裕貴 W主演

終戦を知らずに2年間、ガジュマルの木の上で生き抜いた日本兵の実話に基づく物語。

『木の上の軍隊』

「あの日、俺たちは、この島に残された二人だけの軍隊だった」

太平洋戦争終結から80年。今を生きるすべての人に、語り継ぐ――

1945年沖縄県伊江島。激しい攻防戦が展開される中、2人の日本兵が命からがら木の上に身を潜め、日本の敗戦を知らぬまま2年もの間生き延びた。そんな衝撃の実話から着想を得た作家・井上ひさしが原案を遺し、こまつ座にて上演された舞台「木の上の軍隊」が映画化。本土から派兵された厳格な日本兵を演じるのは確かな演技力で日本の映画界を牽引してきた名優・堤真一。沖縄出身の新兵に抜擢されたのは、数々の話題作で存在感を示す山田裕貴。ダブル主演を務める堤と山田は初の共演ながら、阿吽の呼吸で極限状態の兵士たちを、繊細かつ力強く、人間らしい可笑しみをもって表現する。監督と脚本を手掛けるのは、『ミラクルシティコザ』のスマッシュヒットが記憶に新しい沖縄出身の新進気鋭・平一紘。全編沖縄ロケ、伊江島で実際に生い茂るガジュマルの木の上で撮影を敢行。終戦から80年、熾烈な地上戦が繰り広げられた沖縄戦を必死で生き抜いた兵士の事実に基づく衝撃の物語は、観る者すべての心に深く刻まれる。

【STORY】

太平洋戦争末期、戦況が悪化の一途を辿る1945年。飛行場の占領を狙い、沖縄・伊江島に米軍が侵攻。激しい攻防戦の末に、島は壊滅的な状況に陥っていた。宮崎から派兵された少尉・山下一雄(堤 真一)と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュン(山田裕貴)は、敵の銃撃に追い詰められ、大きなガジュマルの木の上に身を潜める。仲間の死体は増え続け、圧倒的な戦力の差を目の当たりにした山下は、援軍が来るまでその場で待機することに。戦闘経験が豊富で国家を背負う厳格な上官・山下と、島から出たことがなくどこか呑気な新兵・安慶名は、話が嚙み合わないながらも、二人きりでじっと恐怖と飢えに耐え忍んでいた。やがて戦争は日本の敗戦をもって終結するが、そのことを知る術もない二人の“孤独な戦争”は続いていく。極限の樹上生活の中で、彼らが必死に戦い続けたものとは――。

出演:堤 真一  山田裕貴 

津波竜斗 玉代㔟圭司 尚玄 岸本尚泰 城間やよい 川田広樹(ガレッジセール)/山西 惇

監督・脚本:平 一紘

原作:「木の上の軍隊」(株式会社こまつ座・原案井上ひさし)

主題歌:Anly「ニヌファブシ」

企画:横澤匡広  プロデューサー:横澤匡広 小西啓介 井上麻矢 大城賢吾 

企画製作プロダクション:エコーズ  企画協力:こまつ座  

制作プロダクション:キリシマ一九四五 PROJECT9

後援:沖縄県  特別協力:伊江村  

製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ  ©️2025「木の上の軍隊」製作委員会

公式サイト:https://happinet-phantom.com/kinoueno…  

公式X(旧Twitter):@@kinoue_guntai

https://eiga.com/movie/103062

終戦に気づかないまま2年間も木の上で生き抜いた2人の日本兵の実話に着想を得た井上ひさし原案の同名舞台劇を、堤真一と山田裕貴の主演で映画化。
太平洋戦争末期の1945年。沖縄県伊江島に米軍が侵攻し、激しい攻防の末に島は壊滅的な状況に陥っていた。宮崎から派兵された山下一雄少尉と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュンは敵の銃撃に追い詰められ、大きなガジュマルの木の上に身を潜める。圧倒的な戦力の差を目の当たりにした山下は、援軍が来るまでその場で待機することに。戦闘経験豊富で厳格な上官・山下と、島から出た経験がなくどこか呑気な安慶名は、噛みあわない会話を交わしながらも2人きりで恐怖と飢えに耐え続ける。やがて戦争は終結するが2人はその事実を知るすべもなく、木の上で“孤独な戦争”を続ける。
原作舞台劇で上官役を務めた山西惇のほか、沖縄出身の津波竜斗、川田広樹(ガレッジセール)らが共演。「ミラクルシティコザ」で知られる沖縄出身の平一紘が監督・脚本を手がけ、全編沖縄ロケで完成させた。

2025年製作/128分/G/日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
劇場公開日:2025年7月25日

https://ja.wikipedia.org/wiki/木の上の軍隊

公式サイト:https://happinet-phantom.com/kinouenoguntai/

映画『木の上の軍隊』

祝!公開記念舞台挨拶レポート

7月25日(金)、映画『木の上の軍隊』の公開記念舞台挨拶を東京・新宿にて実施しました!

ダブル主演を務める堤 真一さんと山田裕貴さんに加え、山田さん演じる安慶名(あげな)の親友役を演じた沖縄出身在住の津波竜斗さんと平一紘 監督が上京して登壇しました。そして司会は、沖縄出身で本作に出演もしているガレッジセールの川田広樹さんが担当!

本作にかけた熱い思いや、撮影エピソードのトークのほか、サプライズで、本作のモデルとなったお二人の日本兵のご家族からのお手紙が披露されると、壇上も、そしてお客様も涙、涙。

「生きる」「生き残ること」をテーマにした本作であることから、大変明るく前向きなトークが続く中、一気に感涙モードに入った感動的な舞台挨拶となりました!

沖縄公開から1か月半、ついに迎えた全国公開の日。

宮崎から派兵された厳格な少尉・山下一雄を演じた堤さんは、本作のために宣伝に奔走した日々を思い出しながら

「ようやく全国公開を迎えて本当に嬉しいです。これで宣伝のためにバラエティ番組に出なくて済む!でも楽しいキャンペーンでした」と笑わせました。

沖縄県伊江島出身の新兵・安慶名セイジュンを演じた山田さんは

「先行公開の沖縄、そして大阪でも舞台挨拶をやらせていただいたので、もう公開されているような気持ちになっていました」と笑顔を見せて

「改めて今日から全国でも観てもらえるんだと思うと嬉しいです」と全国封切りに感無量の様子でした。

山田さんは既に全国公開の反響を肌で感じているそうで、

「古くからの付き合いの岩永ひひおさんが『お前とんでもない映画を生み出したな。本当に良かったぞ』と泣きながら電話をかけてきた。身内でそんなテンションで来るのはなかなかない事。実話を元にしたお二人のストーリーが伝わったと嬉しかった」と、しみじみご報告。

平監督は、山田さんの発案で沖縄の映画館に飾られた感想ボードに触れて

「今ではカラフルな付箋に書かれた感想が沢山貼られていて凄い事になっています。(山田さんが演じた)安慶名セイジュンのモデルになった佐次田秀順(さしだ しゅうじゅん)さんの曾孫さんが『ひいおじいちゃんカッコいい!』と書いてくれた付箋もあります」と、沖縄での盛り上がりを紹介。

山田さんも「それが凄く嬉しくて、曾孫さんが書いてくれた付箋の写真をしばらくSNSの固定ツイートにしていました」と嬉しそうでした。

劇中で「ソテツ」を食べる場面について平監督が

「サバイバルな状況の時のために、この映画を観てソテツの食べ方をしっかりと覚えておいてほしい」とジョークを飛ばすと、堤さんは

「でもマズかったです!」とぶっちゃけて、山田さんも

「堤さんの本当の『オエッ!』というのを初めて聞きました」と苦笑い。

そんな山田さんは撮影で本物の蛆虫を食べましたが

「物凄く薄味にしたアサリみたいな味。昆虫なのに海洋生物感があった」と意外な感想を漏らして会場を驚かせました。

一方、堤さんはガジュマルの木の上のスペースに触れて

「僕が演じた山下一雄は上官のはずなのに、安慶名のスペースの方が広い!」とぼやいて笑いを誘っていました。

また公開までのプロモーションで印象的だったことを聞かれた堤さんが

「山田君のラジオの収録に出たこと。オールナイトニッポンに初めて出ました」と答えると、山田さんは

「7月28日の深夜1時から3時です。皆さんマジで聴いた方がいいです。堤さんの言葉が凄すぎて本当に感動して、もはや堤さんのオールナイトニッポンで僕がゲストかのような気持ちになった。すべての生きる人に語り継ぎたいラジオです。本作のテーマと一緒です」と猛烈にPR。

舞台挨拶終盤には、本作のモデルとなった山口静雄さんの三女・平春子さん、佐次田秀順さんの次男・佐次田満さんからサプライズでメッセージが届きました。

「平監督、堤さん、山田さんが、この作品に対して並々ならぬ覚悟と熱意をもって取り組んで下さった事、TVのインタビューや新聞記事等で拝見する度に感謝の気持ちで一杯です。

特に堤さんが様々な取材の中で父に対する配慮の言葉をかけて下さる事が何より嬉しかったです。皆様の熱意が多くの人の心に届く事をお祈りいたします」(平春子さん)

「軍服姿の山田裕貴さんとお会いし、お父さんに会えたと思い、思わず抱きしめてしまいました。軍服の堤さんをみた姉は父が帰って来た時にみた父の軍足の記憶が鮮明に蘇ってきたみたいです。父が見た風景を繰り返さない為に、この映画がより皆様へ伝わる事を願っております」(佐次田満さん)

これに山田さんは

「この映画は明るく前向きな映画だと言ってきたので泣きたくなかったのに、これはずるくないですか?」と大粒の涙。

「絶対にこれがネットニュースに流れる。悲しい映画だと思われるような書き方は絶対にしないでください!生きるという事がテーマですから」と号泣しながらマスコミに注意喚起していた。

堤さんは

「役者をやっていく上での救いを頂きました。僕は泣きません!」と笑わせつつ

「山下一雄のモデルになったのは山口静雄さんですが、実は僕の死んだ父親と下の名前が漢字も含めて一緒。縁に感じたというか運命だと思いました。縁でいい映画に参加させてもらいました」と奇縁を口にしていました。

沖縄出身でセイジュンの幼馴染・与那嶺(よなみね)幸一役の津波さんは

「おじいちゃんおばあちゃんが生き延びて命を繋いできてくれたから僕らはこの世界に存在している。映画という媒体を通してみなさん一人一人に日常が素晴らしくてありがたい事なんだと伝えることが出来たら嬉しいです」とコメント。

最後に平監督は

「キャストの皆さんは並々ならぬ覚悟で現場にいてくださり、語り尽くせない思い出がたくさん出来ました。撮影の中で撮れたものを素晴らしいスタッフたちが素晴らしい映画にしてくれました。そして今日こんなに感動するとは…。監督冥利に尽きるとはこのことだなと思います。皆さんに観ていただいて初めて作品が完成したと思います。これからも『木の上の軍隊』を宜しくお願いします」としみじみ。

津波さんは「本作のテーマは、生きるです。多くの方々にシェアしてください」とアピールし、山田さんは沖縄では子供世代にも本作が広がっていることに触れて

「戦争を知らない子たちも恐怖だけではなく、知ろうとしてくれている事が嬉しい」と噛みしめ、堤さんも

「心の奥底から、一人でも多くの方に本作を観ていただきたいと思います。どんな形でもいいからとにかく観て欲しい。どうぞご協力ください」と呼び掛けて、舞台挨拶は幕を閉じました。

【手紙全文】

■平春子さん(山口静雄さん三女)

戦後80年という節目の年に父の戦時中の苦難の体験を映画という媒体を通して多くの方々に知って頂ける事に万感の思いです。

私は父が生きて沖縄から還ってきてから産まれました。その命は子や孫へと受け継がれています。この映画を通して数多くの人々に「生きる」大切さを感じて頂ければ幸いと思います。

平監督、堤さん、山田さんが、この作品に対して並々ならぬ覚悟と熱意をもって取り組んで下さった事、TVのインタビューや新聞記事等で拝見する度に感謝の気持ちで一杯です。

特に堤さんが様々な取材の中で父に対する配慮の言葉をかけて下さる事が何より嬉しかったです。皆様の熱意が多くの人の心に届く事をお祈りいたします。

この映画のおかげで佐次田さんご子息と改めて深く関わる事ができました。おそらくその事を父は一番喜んでいるのではないかと思います。心よりお礼申し上げます。

■佐次田満さん(佐次田秀順さん次男)

戦後80年が経って戦争体験者が少なくなっていく中で、「2度と戦争はやってはいけない」と言っていた新兵の思いを映画で伝えてくれました。

木の上での撮影は大変だったと思います。真一さん、山田裕貴さん、そして平監督、横澤プロデューサーの熱意に感謝です。

年齢も性格も経験も違う2人が戦争で傷つきながら、極限状態の中で徐々に理解し合えるようになって、支え合ってきたから「生きる」事が出来ました。

軍服姿の山田裕貴さんとお会いし、お父さんに会えたと思い、思わず抱きしめてしまいました。軍服の堤さんをみた姉は父が帰って来た時にみた父の軍足の記憶が鮮明に蘇ってきたみたいです。

父が見た風景を繰り返さない為に、この映画がより皆様へ伝わる事を願っております。

映画 木の上の軍隊 堤真一 山田裕貴 津波竜斗 ガレッジセール 川田広樹 平一紘 沖縄 沖縄映画 公開記念舞台挨拶 新宿ピカデリー

INTRODUCTION

沖縄県伊江島での実話を基に描かれた、
作家・井上ひさし原案の傑作舞台を映画化

1945年沖縄県伊江島。激しい攻防戦が展開される中、2人の日本兵が命からがら木の上に身を潜め、日本の敗戦を知らぬまま2年もの間生き延びた――そんな衝撃の実話から着想を得た作家・井上ひさしが原案を遺し、こまつ座にて上演された舞台「木の上の軍隊」が映画化。本土から派兵された厳格な日本兵を演じるのは確かな演技力で日本の映画界を牽引してきた名優・堤 真一。沖縄出身の新兵に抜擢されたのは、数々の話題作で存在感を示す山田裕貴。ダブル主演を務める堤と山田は初の共演ながら、阿吽の呼吸で極限状態の兵士たちを、繊細かつ力強く、人間らしい可笑しみをもって表現する。監督と脚本を手掛けるのは、『ミラクルシティコザ』のスマッシュヒットが記憶に新しい沖縄出身の新進気鋭・平 一紘。全編沖縄ロケ、伊江島で実際に生い茂るガジュマルの樹上で撮影を敢行。本作を象徴する主題歌「ニヌファブシ」を手掛けるのは伊江島出身のシンガーソングライター、Anly。終戦から80年、熾烈な地上戦が繰り広げられた沖縄戦を必死で生き抜いた日本兵の実話に基づく物語は、観る者すべての心に深く刻まれる。

STORY

太平洋戦争末期、戦況が悪化の一途を辿る1945年。飛行場の占領を狙い、沖縄県伊江島に米軍が侵攻。激しい攻防戦の末に、島は壊滅的な状況に陥っていた。宮崎から派兵された少尉・山下一雄(堤 真一)と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュン(山田裕貴)は、敵の銃撃に追い詰められ、大きなガジュマルの木の上に身を潜める。仲間の死体は増え続け、圧倒的な戦力の差を目の当たりにした山下は、援軍が来るまでその場で待機することを決断する。戦闘経験が豊富で国家を背負う厳格な上官・山下と、島から出たことがなくどこか呑気な新兵・安慶名は、話が嚙み合わないながらも、二人きりでじっと恐怖と飢えに耐え忍んでいた。やがて戦争は日本の敗戦をもって終結するが、そのことを知る術もない二人の“孤独な戦争”は続いていく。極限の樹上生活の中で、彼らが必死に戦い続けたものとは――。

STAFF


  • 監督・脚本
    平 一紘
    Kazuhiro Taira
    監督・脚本

平 一紘

Kazuhiro Taira

Comment

この度『木の上の軍隊』の監督・脚本を務めることになりました。
僕は、沖縄で生まれ育ち沖縄戦について沢山知っているつもりでした。
しかし、この映画を撮る為にあらゆる角度で取材し、あの戦争を見つめた時
『木の上の軍隊』で皆さまに見せたい景色が見えてきました。
たった二人の兵隊の、可笑しくも壮絶な2年間の戦いを 是非劇場で体験して頂きたいと思っています。
堤真一さん、山田裕貴さんは見事なまでに、兵士たちの決意と揺らぎ、葛藤を演じてくれました。
僕らはただ、それを見守るように撮影しました。それだけで十分でした。
そして終戦80年の節目に公開するということ。沖縄で撮ったということ。伊江島で撮ったということ。生きた樹で撮影したこと。それらは全てスクリーン上で皆さまに肉迫するでしょう。
本当に起きた事の恐ろしさと、素晴らしさをご覧頂きたいです。

Profile

  • 1989年8月29日生まれ、沖縄県出身。
    大学在学中に、沖縄県を拠点に活動する映画制作チーム、PROJECT9を立ち上げ、多くの自主映画を制作。主な作品に『アンボイナじゃ殺せない』(13)、『釘打ちのバラッド』(16)、ドラマ「パナウル王国物語」(20/日本民間放送連盟賞のテレビドラマ部門優秀賞受賞)などがある。22年に脚本・監督を務めた『ミラクルシティコザ』では、クリエイターの発掘・育成を目的とする映像コンテスト「未完成映画予告編大賞(MI-CAN)」も受賞。そのほかの作品に、堤 幸彦監督と共同監督の『STEP OUT にーにーのニライカナイ』(25)などがある。

  • 企画・プロデューサー
    エコーズ横澤匡広

企画・プロデューサー

エコーズ

横澤匡広

Comment

  • 私自身沖縄映画に80作以上関わる中で、未だ沖縄の監督・製作陣が主体となって沖縄戦を描いた映画が無かった事に気づきました。沖縄から沖縄戦を描こうとした時に最初に浮かんだ作品が劇団こまつ座の舞台『木の上の軍隊』でした。
    ガジュマルの木の上で2年間戦い続けた日本兵の実話を基にした物語は、沖縄が抱えている問題を解決出来る希望の物語だと感じています。
    二人が必死に生き抜いた物語から見えてきたものは「生きる」という事の素晴らしさです。
    沖縄では戦後80年経った現在でも、沖縄戦から続く幾つもの問題が根強く残っています。木に登った二人が見た“戦争”とは何か、“生きる”とはどういう事なのか。それを模索し続けることで、その先にある「希望」へと繋がるよう、この映画を世界中に届けたいと思っております。


    プロデューサー

ハピネットファントム・スタジオ

小西啓介

Comment

  • 2023年の終戦日の翌日に沖縄在住の監督、スタッフをメインに据え、全編沖縄ロケで沖縄戦を描いた映画を企画しているので相談に乗って欲しいというメールを横澤プロデューサーから頂きました。提案されたのが舞台「木の上の軍隊」の映画化でした。2025年には終戦80年を迎え、一般住民を巻き込んだ悲惨な地上戦が繰り広げられた沖縄でさえ戦争を体験した人が少なくなり、それを伝える人も少なくなっていると聞きます。まだ30半ばの若い世代の平監督が本作を通じてあの時何が起きていたのかを伝えることはとても意義深いことであると思いました。
    今、撮影を終え、この企画に賛同してくださり体一つで現場に乗り込んで頂いた堤さんや山田さん、それに応えるべく奮闘した監督、スタッフの素晴らしい仕事ぶりに感銘を受け、そして伊江島、沖縄の地で制作することの重要性を改めて感じました。是非、映画館で体験して頂きたい作品です。

プロデューサー

こまつ座

井上麻矢

Comment

「木の上の軍隊」は故井上ひさしが書く事を切望していた物語です。
その思いが叶わず、作家は他界しましたが、様々な方の手によってその思いは引き継がれ2013年の初演を皮切りに、三度再演を重ねてきた演劇の作品でした。
日本では再々演を重ね、世界から上演許可の依頼をいただき、昨年は韓国のLGアートセンターにて公演も行いました。そんな作品を映画化したいとおっしゃって下さったのは沖縄の血脈の入った沖縄の皆さんでした。そして素晴らしいキャストの皆さんに恵まれました。映画が大好きだった井上ひさしはどれほど嬉しかったでしょうか。この作品の根底に流れているのは「平和」です。枝や幹が複雑に絡み合う生命の木であるガジュマルの上で生き抜こうとした二人の兵士の姿を通して、生きることを真摯に描くこと、それがこの混沌とした時代に届ける今を生きている私たち一人一人の使命だと思います。沖縄にはいずこにも御嶽(祈りの場)があります。そして風の吹き抜ける島でもあります。描かれた沖縄戦を通して、私たちの戦後もそして誰もが持っている素晴らしい未来までも感じられる映画となるように私もまた祈りを込めてこの作品を皆様に届けたいと思います。

ORIGINAL

原作「木の上の軍隊」

 2013年4月5日に東京・Bunkamuraシアターコクーンにて初演された「木の上の軍隊」は、「父と暮せば」「母と暮せば」と並ぶこまつ座「戦後“命”の三部作」の第二作に位置付けられる舞台である。沖縄戦というあまりに悲惨な歴史において「ガジュマルの樹上で2人の日本兵が生き延びた」という数少ない“希望の話”を知った井上ひさしが、原案となる2行のメモを書き残したのは晩年のこと。それを基に井上の娘であるこまつ座社長の井上麻矢が、その遺志を劇作家の蓬莱竜太氏と演出家の栗山民也氏に託してつくられたのが「木の上の軍隊」だ。
 樹上の目線から相互理解の難しさを見つめるこの舞台は、同時に“生命力の象徴”であるガジュマルの木を通して力強く「生きる」というテーマを標榜する。戦争をユーモアとともに描いているという点で「木の上の軍隊」は稀有な作品と言えよう。井上麻矢は「笑いはもっとも人間らしいコミュニケーションだと思う。笑いは生きるうえでの栄養になるからこそ、樹上で生き抜いた彼らの間にも笑いを入れたかった」と語る。また本舞台での笑いは、主人公2人の距離感を示す機能も果たしている。
 沖縄の人間ではない制作陣は“沖縄の人々の喜びや苦しみは本当の意味で理解することはできない”ということと常に向き合ってこの舞台を作り上げたが、ブラッシュアップされた末に「木の上の軍隊」が沖縄で上演された際には「よくここまで寄り添ってくれました」と観客が喜んでくれたという。
「この舞台をつくるうえで何より大切にしたのは、ガジュマルの木の上からの目線でした。木の上から眺める変わりゆく景色の中で、理解し合うことの難しさや、別の世界で生きてきた2人の想像する過去や未来が鮮明に浮かび上がります。その視点をどう表現するかにはかなりこだわりました。それは映画も同じだと思います。沖縄出身のチームにより、沖縄でつくられた「沖縄映画」である本作は多くの人の心を動かすのではないでしょうか」と井上は語り、期待を寄せる。

作家・劇作家 井上ひさしプロフィール

1934年11月16日生まれ、山形県出身。
69年「日本人のへそ」で演劇界へ本格的にデビュー。72年「道元の冒険」で岸田國士戯曲賞受賞。以降、戯曲、小説など幅広く活躍する。81年、「吉里吉里人」で日本SF大賞受賞。84年には「頭痛肩こり樋口一葉」で自作のみを上演する「こまつ座」を旗揚げ。そのほか、「化粧」「父と暮せば」「ムサシ」などは海外で上演され高い評価を獲得し、最後の作品「組曲虐殺」まで七十近い戯曲を書き下ろした。直木賞、紀伊國屋演劇賞、読売文学賞(戯曲部門・小説部門)、吉川英治文学賞、菊池寛賞、朝日賞など受賞歴も数多い。04年には文化功労者に選ばれ、09年には、小説・戯曲を中心とする広い領域における長年の業績で恩賜賞日本藝術院賞を受賞した。2010年4月9日、75歳で逝去。

https://tkj.jp/book/?cd=TD067753

井上ひさし 沖縄にかけた思い 「木の上の軍隊」

SONG

主題歌

Anly「ニヌファブシ」

Comment

私の今までのキャリアは、”『木の上の軍隊』の主題歌を書く”という使命に繋がっていたのだと思います。

私は伊江島に生まれ育ちました。穏やかな島の風景の端々に影を感じるときがあります。戦争の傷跡は人の心、自然、建造物、あらゆる所に80年経った今も残っています。それらは命が繋がれた奇跡と家族への感謝も思い出させます。

今回の楽曲制作では相手を理解しようとする姿勢や、共に考える仲間がいるから様々な視点で物事を捉えることができることを学びました。それは平和への一歩だと思いました。

ニーバンガジュマルは、映画を通して多くの人の心の中で枯れることなく想いを守り続けていくでしょう。いつも同じ場所にある北極星のように、平和への想いを胸に灯し、私は歌い続けます。

Profile

堤真一つつみしんいち

アクション俳優養成所のジャパンアクションクラブ出身。TVドラマ「橋の上においでよ」(87)の主演でデビューし、映画「バカヤロー!2」(89)で銀幕デビュー。「弾丸ランナー」(96)で映画初主演を果たす。2000年に放映されたTVドラマ「やまとなでしこ」が大ヒットし、広く知られるようになる。映画「ALWAYS 三丁目の夕日」(05)では日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞。以降、同作の続編(07・12)のほか、「海賊とよばれた男」(16)や「DESTINY 鎌倉ものがたり」(17)など、山崎貴監督作には何度も出演している。そのほか、「クライマーズ・ハイ」(08)、「プリンセス トヨトミ」(11)、「神様はバリにいる」(15)、「泣くな赤鬼」「決算!忠臣蔵」(ともに19)などで主演を務めて活躍。主演作以外でも、「容疑者Xの献身」(08)、「SP」(ドラマ版07、08、11/映画版10、11)、「日本のいちばん長い日」(15)、「本能寺ホテル」(17)、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(21)など数多くの話題作で活躍している。

山田裕貴やまだゆうき

2010年、D-BOYSスペシャルユニットオーディションのD-BOYS部門でグランプリを受賞。特撮ドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」(10~11)のゴーカイブルー/ジョー・ギブケン役で俳優デビューする。「ボクらが恋愛できない理由」(12)でドラマ初主演を果たし、TVドラマ「GTO」(12)や、「イタズラなKiss~Love in TOKYO」(13)などに出演。青木玄徳と主演を務める映画「闇金ドッグス」(15~)シリーズで人気を博し、「EXILE TRIBE」の総合エンタテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」シリーズ(15~17)では、主要キャラクターの村山良樹を演じる。その他、青春映画「ストロボ・エッジ」(15)や「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(16)などに主要キャストとして出演する。17年には、映画12本、TVドラマ5本に出演しブレイク。翌18年も、主演映画「あの頃、君を追いかけた」をはじめ、「となりの怪物くん」や「万引き家族」「虹色DAYS」など話題の映画が相次ぐ。

ガジュマルだより

The Gajumaru Letter

The Gajumaru Letter

1本作のモデルとなった2人の兵士

  • 佐次田秀順さん
    Profile
    1917(大正6)年7月28日生まれ、沖縄県うるま市出身。
    職業は、酪農、農業。
    1939(昭和14)年に結婚、40年に長男、42年に長女をもうけ、44年4月に召集され出兵。44年11月に伊江島に派遣された。1947(昭和22)年5月に帰郷し、牛を飼い、サトウキビを植える仕事に戻る。 1948(昭和23)年に次男、50年に三男、52年に次女が生まれる。
    2009(平成21)年6月11日没、享年91歳。 
  • 山口静雄さん
    Profile
    1909(明治42)年11月15日生まれ、宮崎県小林市細野出身。
    職業は、農業、軍用馬の育成(出兵前まで)。
    1944(昭和19)年に臨時招集令状を受ける。当時、妻と34年生まれの長男、37年生まれの次男、41年生まれの長女、43年生まれの次女を残し、沖縄に出兵。1948(昭和22)年にようやく帰郷し、農業の職に戻る。52年三女が生まれる。
    1988(昭和63)年6月8日没、享年78歳。 

映画『木の上の軍隊』のエピソードの大部分は、実話を基に描かれている。
本作のモデルとなった兵士、宮崎県小林市出身の山口静雄さん、沖縄県うるま市出身の佐次田秀順さん。2人は、1945年4月16日~21日までの6日間、沖縄県伊江島に上陸した米軍による激しい攻撃を受け、壕を転々と逃げ続けた後、葉が生い茂るガジュマルの木の上に身を潜めた。
樹上に他のガジュマルの枝を集め巣のようなものをつくり、アメリカ兵が寝静まった夜中に地上に降りて食料を探したという。最初は畑の焼け残ったキャベツなどを食べて空腹を凌いでいたが、あるとき彼らはアメリカ兵が捨てた残飯を発見し、そこから彼らの食生活は一変。後にゴミ捨て場も見つけ、剃刀と鏡で髭を剃り、捨てられた軍服も着るようになる。
だが、ある日、隠れていた樹上から島民たちを見かけるようになった2人は、自分たちが隠した食料を島民に盗られたことに気付き、亡くなった戦友の名で手紙を書く。そして島民からの返事で戦争が終わったことを知った、という劇中の展開は事実である。
山口さん、佐次田さんが実際に登ったガジュマルの木は【ニーバンガジィマール】(ニーバンはガジュマルの木がある宮城家の屋号)と呼ばれ、命を救った神木として今も伊江島に残っている。2023年の台風6号で1度倒木したが、土を入れ替え植え直し支柱を強化して再建、木は今も沖縄県伊江島で平和の象徴として語り継がれている。

2沖縄戦の歴史

未来へ継ぐ沖縄戦の記憶を辿って

(外部リンク)

https://www.okinawastory.jp/feature/okinawasen

3 伊江島について

伊江島は沖縄本島北部から北西9キロの海上に浮かぶ一島一村(伊江村)の離島。
面積23平方キロ、東西8.4キロ、南北3キロの楕円形で、島の東部には海抜172mの岩山(タッチュー・城山)がある。一面にひらける平坦な土地は、「日本軍でも米軍でも飛行場を作りたい欲望に駆られるような地形」(米海兵隊戦史)といわれたように、この美しい地形が太平洋戦争末期には「不沈空母」の役割を担わされ、史上まれな地獄の戦場へと変貌していくこととなった。
島の北西部には在日米軍の伊江島補助飛行場があり、現在も島の面積の35%は米軍基地となっている。

「伊江島戦」年表
1943年 8月陸軍航空本部の少佐ほか数人の将校が伊江村役場を訪れ、村及び村民へ飛行場建設のための協力を要請。
1944年 7月飛行場を急速に完成すべく増援。4500名の軍が駐屯し、伊江島は兵隊町と化する。
1944年 10月沖縄本島及び周辺離島で空襲があり、その一隊が伊江島を狙い、飛行場を爆撃した。本島との連絡船が銃撃を受けて航行不能となる。破壊された飛行場の修復及び陣地の構築を急ぐ。
1945年 1月22日敵機の大編隊が襲来、全島に猛烈な空爆を開始。2回目の空襲を受ける。焼夷弾の雨となり各所火災焔々猛威をふるい、飛行場はじめ村内の重要建物は殆ど破壊され、人畜被害は甚大なものとなる。同様の空襲は3月1日にも繰り返された。
1945年 3月上旬飛行場が米軍に利用されることを恐れ、牛島軍司司令官は伊江島飛行場の破壊を命令。
1945年 3月23日以降空と海からの爆撃が島全域を襲う。
1945年 4月16日島の南側から敵軍上陸。少年義勇隊、救護班、炊事班の婦女子、避難中の住民が駆り出される。急造爆雷、手榴弾、小銃、竹槍等をもって戦闘。同21日まで6日間の激しい攻防戦が続き、4月21日 日本軍の組織的抵抗が終わる。
1945年 4月下旬米軍は敗残兵の掃討を徹底的に行った。収容された住民は約2100名に達し、慶良間列島へ移送された。軍民の戦没者数は3500名(軍2000名、民1500名)とされている。
1946年 4月~7月中旬沖縄本島(本部町、今帰仁村)への移動命令がくだる。 同年8月以降、外地及び他府県より村出身者が引き揚げ(現在の名護市久志へ移動)。
1947年 3月以降村民が伊江島に帰還。

ローソン・ユナイテッドシネマSTYLE-Sみなとみらい:10:50-13:11 (128分)

https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=025966

映画「木の上の軍隊」いよいよ全国公開【前編】モデルとなった男性の子や孫が「ガジュマルの木」に集う

俳優の堤真一さんと山田裕貴さんがダブル主演を務める映画『木の上の軍隊』が7月25日、全国で公開される。

この映画は太平洋戦争末期の沖縄県伊江島で、終戦を知らずに2年間木の上で生活した宮崎県小林市の男性がモデルになっている。映画の制作を機に、男性の子や孫が伊江島を訪れ、命をつないだ「ガジュマルの木」を訪れた。

現地では、共に木の上で生活した沖縄県出身のもう1人の男性の子も訪れ、当時の2人の生活に思いを馳せた。

(動画をご覧ください)

映画「木の上の軍隊」いよいよ全国公開【後編】ダブル主演の堤真一さん・山田裕貴さんが見どころ語る

俳優の堤真一さんと山田裕貴さんがダブル主演を務める映画『木の上の軍隊』が7月25日、全国で公開される。この映画は太平洋戦争末期の沖縄県伊江島で、終戦を知らずに2年間木の上で生活した宮崎県小林市の男性がモデルになっている。

堤さんと山田さんは、木の上での撮影を振り返りながら、「日常を幸せと思えるような何かを見つけられる映画」「生き残ることの素晴らしさを伝えられる映画」と話した。

(動画をご覧ください)

『木の上の軍隊』監督、平 一紘が語る、堤真一&山田裕貴の“凄み”

2025年、太平洋戦争の終結から80年という節目の夏に公開される映画『木の上の軍隊』。沖縄・伊江島で実際にあった、“戦争の終結を知らないまま木の上で2年間を過ごした兵士たち”の実話をもとに、井上ひさしが原案を手がけた舞台を映画化した。

監督・脚本を務めたのは『ミラクルシティコザ』(22)で注目を集めた平一紘。堤真一と山田裕貴をダブル主演に迎え、極限状態における人間の心の揺れや、戦争の不条理を、静かに、そして時にユーモアを交えて描いた。

監督としての決意、現場でのやりとり、自主映画に打ち込んだ日々まで――率直な思いを聞いた。

【目次】 

00:00 オープニング

00:15 監督オファーのきっかけ

00:53 安慶名セイジュン役・山田裕貴について

01:41 山下一雄役・堤真一について

02:41 沖縄で映画を撮る仲間

03:39 商業映画監督デビューまでの道のり

06:46 働きながらクリエイターを目指す人へ

▼動画内では語られなかった詳しい内容はコチラ!

 『木の上の軍隊』監督が語る、堤真一&山田裕貴の“凄み”「役を生きているからこそできる芝居」

https://www.creators-station.jp/inter…

動画の感想や今後取材してほしい映画監督など、コメントお待ちしています!

▼映画『木の上の軍隊』

太平洋戦争末期、戦況が悪化の一途を辿る1945年。飛行場の占領を狙い、沖縄県伊江島に米軍が侵攻。激しい攻防戦の末に、島は壊滅的な状況に陥っていた。宮崎から派兵された少尉・山下一雄(堤真一)と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュン(山田裕貴)は、敵の銃撃に追い詰められ、大きなガジュマルの木の上に身を潜める。仲間の死体は増え続け、圧倒的な戦力の差を目の当たりにした山下は、援軍が来るまでその場で待機することを決断する。戦闘経験が豊富で国家を背負う厳格な上官・山下と、島から出たことがなくどこか呑気な新兵・安慶名は、話が嚙み合わないながらも、二人きりでじっと恐怖と飢えに耐え忍んでいた。やがて戦争は日本の敗戦をもって終結するが、そのことを知る術もない二人の“孤独な戦争”は続いていく。極限の樹上生活の中で、彼らが必死に戦い続けたものとは――。

©2025「木の上の軍隊」製作委員会

▼出演者情報

平 一紘氏/映画監督

1989年8月29日生まれ、沖縄県出身。大学在学中に、沖縄県を拠点に活動する映画制作チーム、PROJECT9を立ち上げ、多くの自主映画を制作。主な作品に『アンボイナじゃ殺せない』(13)、『釘打ちのバラッド』(16)、ドラマ「パナウル王国物語」(20/日本民間放送連盟賞のテレビドラマ部門優秀賞受賞)などがある。22年に脚本・監督を務めた『ミラクルシティコザ』では、クリエイターの発掘・育成を目的とする映像コンテスト「未完成映画予告編大賞(MI-CAN)」も受賞。そのほかの作品に、堤 幸彦監督と共同監督の『STEP OUT にーにーのニライカナイ』(25)などがある。

▼日本中のクリエイターを応援するWebメディア クリエイターズステーション

映画「木の上の軍隊」堤真一×山田裕貴×平監督

記事→https://ryukyushimpo.jp/news/culture/…

伊江島で終戦を知らずに2年間ガジュマルの木で過ごした日本兵2人の実話を元にした、井上ひさし原案の舞台「木の上の軍隊」が6月に映画化される。上官の山下一雄役を堤真一、新兵の安慶名セイジュン役を山田裕貴が演じる。昨年11月伊江島で撮影していた堤と山田、監督の平一紘に、作品の印象や撮影に挑んだ感想などを聞いた。#木の上の軍隊 #堤真一 #山田裕貴

▶琉球新報デジタル-沖縄の新聞、地域のニュース

https://ryukyushimpo.jp

▶琉球新報LINEニュース

https://t.co/6ry90YboVK?amp=1

映画「木の上の軍隊」平監督 映画への想い 描きたかった事(沖縄テレビ)2025/5/21

「OTV Live News イット!」毎週月-金の夕方5時48分放送

これまでのローカルニュースがさらにパワーアップ!より地域に密着した、生活に役立つ情報をお届けします。

沖縄県内のローカルニュースに加え、「嘉例ニュース」「沖縄アーカイブ」などの人気企画が満載!

OTV LiveNewsイット!

山田裕貴、外国人記者を前に英語で挨拶 堂々スピーチに会場から拍手 映画『木の上の軍隊』外国特派員協会 記者会見

俳優の山田裕貴(34)、平一紘監督(35)が7日、東京・日本外国特派員協会で行われた映画『木の上の軍隊』(25日公開)の記者会見に参加した。

https://www.asahi.com/articles/DA3S16267439.html
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD15ALJ0V10C25A7000000
https://mainichi.jp/maisho15/articles/20250621/dbg/048/040/005000c
https://www.weblio.jp/content/木の上の軍隊#google_vignette
https://spice.eplus.jp/articles/339708
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